http://www.zoglo.net/blog/jinzhengxiong 블로그홈 | 로그인
人生山あり谷あり。
<< 11월 2024 >>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

방문자

나의카테고리 : 일본설화

3-11『爺(じい)はじっとしとれ、婆(ばあ)はバ―ッとしとれ』
2011년 11월 22일 12시 26분  조회:4141  추천:0  작성자: 망향

3-11『爺(じい)はじっとしとれ、婆(ばあ)はバ―ッとしとれ』

 

―兵庫県―

 
 昔むかし、ある所に爺さんと婆さんがおったそうな。
 爺さんは毎日山へ木ィ伐(き)りに、婆さんは川へ洗濯(せんたく)に行っていたと。
 あるとき、爺さんが山で飯食(ままく)おうと切り株に腰かけたら、「チッ、チッ」と鳥が啼(な)く。
 「どこで啼くじゃろ」
といって、あたりを見わたして探(さが)してみたが鳥は見あたらん。
 「近くで啼いたようだったがな。まあ飯食うじゃ」
といって、飯食いかけたら、また「チッ、チッ」と啼いた。
 「ありゃ、尻(しり)の下で聞こえた」
 爺さんが腰掛けていた切り株を見たら、穴があった。そこへ手を入れたら小鳥が手にさわった。やんわり握(にぎ)って出してみたら雛(ひよこ)だった。
 「放(ほお)ってぇたら死ぬるなあ」
 爺さんはその雛を持って家に戻った。
 「婆さん、ええ物(もん)拾うて来た。これを見ぃや」
 「あら、まんたヒヨコじゃのう。どなぇしたじゃぇの」
 「うん、飯食おうと腰かけたら、切り株の中におった。放ってぇたら死ぬるから拾って来たわいや。面倒臭(めんどうくそ)うても飼(こう)うちゃろいや」
 「ふん、飼うちゃるとも、私等(うらら)ぁにゃぁ子が無ぇじゃし、可愛ぇがっちゃるがの」
というて、ふるいを伏せて飼(か)ってやったと。
 飼っているうちにだんだん大きくなって、ふるいではせまっくるしくて飼えなくなった。
 で、二人は相談して、元の山へ放してやることにした。
 二人で木ィ伐り山のふもとへ行って、
 「小鳥ぃやぁ、うちゃぁ貧乏で鳥籠(とりかご)はなし、放ぇちゃるで好きなとこへ行(い)て大きゅうなれ」
というて放してやった。
 そしたら小鳥は、はじめは飛び方もおぼつかなくて、婆さんの頭にとまったり、爺さんの肩にとまったりしていたが、ようやく山の中へ飛んで行ったと。
 「チッチがいのうなったら、なにやらさみしゅうなったわいや」
 「私(うら)も」
といいあって、こ半月(はんつき)たったある日、軒先(のきさき)へ小鳥が飛んで来て、
 「爺は木ィ伐り山でじぃっとしとれ。
  婆は洗濯川でバァーとしとれ」
というて啼いた。
 爺さんと婆さんは、何のことをいうているのかようわからなかったが、可愛がっていたチッチがそういうのだからというて、二人とも小鳥の言う通りにしたと。
 爺さんが山でじいっとしていると、兎(うさぎ)が出てきて、着物の前からちょろっとのぞいているチンチン山芋(やまいも)と間違えて、股の間に入って来た。爺さん、そいつをつかまえて戻ったと。
 婆さんが川で股ァ拡(ひろ)げていたら、鰻(うなぎ)や鯰(なまず)や鮒(ふな)が、なんぼでも寄って来るので、そいつを捕まえて戻った。
 二人は、それらを売って金持ちになったと。
 

[필수입력]  닉네임

[필수입력]  인증코드  왼쪽 박스안에 표시된 수자를 정확히 입력하세요.

Total : 166
번호 제목 날자 추천 조회
6 6『竜宮猫(りゅうぐうねこ)』 2011-11-10 0 2325
5 5『木仏長者(きぼとけちょうじゃ)』 2011-11-10 0 2464
4 4『田之久(たのきゅう)』 2011-11-10 0 2483
3 3『偽(にせ)の汽車(きしゃ)』 2011-11-10 0 2554
2 2『十伝(じゅうでん)どひと日見(ひみ)の狐(きつね)』 2011-11-10 0 2381
1 1-1『おりゅう柳』 2011-11-10 0 2289
‹처음  이전 4 5 6 7 8 9 다음  맨뒤›
조글로홈 | 미디어 | 포럼 | CEO비즈 | 쉼터 | 문학 | 사이버박물관 | 광고문의
[조글로•潮歌网]조선족네트워크교류협회•조선족사이버박물관• 深圳潮歌网信息技术有限公司
网站:www.zoglo.net 电子邮件:zoglo718@sohu.com 公众号: zoglo_net
[粤ICP备2023080415号]
Copyright C 2005-2023 All Rights Reserved.